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『百万円と苦虫女』を観賞。 蒼井優が、百万円貯まる毎に見知らぬ町に移り住み、生活をリセットしていくヒロインを演じたオムニバス風コメディ・ドラマ。 人付き合いが苦手で、百万円を貯めては、海へ、山へと土地を転々とするヒロインの心模様をホロ苦くも温かに描き出す。 森山未來共演。タナダユキ監督・脚本。 存外面白かった。 こういう描き方って男の監督にはできんやろうなぁと思うシーンが多々ある。 特に窓際に植えたネギのシーンは秀逸。 あそこで唯一蒼井優は苦笑せず心から笑う。 おまけに次のシーンで時間が経過していることを示すために伸びてるもんな。 あとは蒼井優が頻繁にビクッとするところかな。 例えば風呂に入っているときやキャベツを選んでいるとき、突然に声を掛けられるシーン。 確かにああいう状況なら普通の人はそんな反応をする。 しかし、意外に大げさでないそういう仕草を描いている作品は実は少ない。 おそらく、キャラクターの性格も反映させているのだろうし。 ラストの展開は賛否あるだろう。 個人的にはラスト自体はよいと思うのだが、そもそも森山未來をそんな男に描く必要があったのかという疑問もある。 金にだらしないヒモのような男でよかったのではないだろうか。 ま、そうすると登場シーンとは辻褄が合わなくなるし、ちょっと救いがなくなってしまうかも。 少女漫画のようなラストになるところを最後に踏ん張った、という感じか。 それにしても蒼井優…細すぎ。 |
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