勇気と度胸はドブに捨てるほど持ってるよ。

『黒線地帯』を観賞。

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石井輝男監督が手掛けた傑作アクション“ライン(地帯)”シリーズ第2弾。ある朝、ルポライターの町田が目覚める
と、その横には女の絞殺死体があった。秘密売春組織を追っていた彼は、前夜に情報を求めて入った旅館で睡眠
薬を飲まされたことに気付き…。天知茂主演。三原葉子共演。

全5作製作された“地帯(ライン)シリーズ”第2作目にして最高傑作。
天知茂扮するトップ屋(って今でも言うのかな)町田が、逆に追っていた組織に罠に嵌められてしまい…というお話。
冒頭、町田が情報を得るために追っていた女が、翌日目覚めると死体となって自身の側に横たわっている。
いきなりサスペンスフルな展開。
後は、警察の目を掻い潜りながら、罠に嵌めた組織の実態を探っていくというわけだ。
もちろんこの徐々に真実へと迫っていく過程が面白いのだが、途中で出会う三原葉子扮する摩耶の人物描写が素
晴らしい。
摩耶も末端で組織に関わっている女なのだが、憎めない性格。
最初は接触してきた町田に当然口を割ることはないのだが、運び屋としての現場を押さえられ、なんとなく協力する
形になっていく。
この別段強要されたわけではないのに、町田に協力していく過程が実に自然。
彼女は自身の行為が悪であることを理解しており、いつかは終りがくることを自覚している。
だからこそ、自身の逮捕へと繋がることがわかっていても、町田へ協力するのである。
正直、クライマックスで組織に男手がほとんどおらずショボイと感じはするのだが、まぁそこはテンポのよさに免じて。
80分でここまで楽しめる作品は久々である。

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☆本日のBGM: COUNT BASIE " COUNT BASIE FEATURING TONY BENNETT "

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