グレイス・ケリーの出世作でもある。
『真昼の決闘』を観賞。
1870年、ハドリービルという西部の小さな町。結婚式を挙げたばかりの保安官ウィル(ゲイリー・クーパー)の元に、
かつて逮捕した無法者の帰還の知らせが入る。様々な思いの末、彼らとの対決を決意するウィルだったが、戦いに
否定的な新妻エミー(グレイス・ケリー)は1人町を去ろうと駅へ向かう。ウィルは協力者を求めて、炎暑の町を歩き回るが、
臆病で利己的な住民たちはその門を閉ざす。やがて正午となり、駅に列車が到着、エミーが乗り込むと同時に、ウィルへの
復讐を誓う無法者が降り立った…。フレッド・ジンネマン監督。
フレッド・ジンネマンは本作で反マッカーシズムを唱えたとか、これを観たジョン・ウェインが激怒したなどのエピソードが
あるようだが、それを抜きにしてもなかなか興味深い作品。
西部劇という形を取りながらも、アンチ西部劇に徹した作品とでも言おうか。
町のために尽くした保安官のはずなのに、いざ町に無法者が帰ってくるという時には誰も助けてくれない。
なんとか仲間を集めようとするウィルだったが…。
この過程を描くことが本作のメインで、炎天下仲間集めをするウィルをひたすら追い続ける。
思ったように事が進まず徐々に顔が険しくなるウィル。
正午は刻々と迫ってくる。
劇中時間と実上映時間をシンクロさせているため、その焦りが観客にもじわじわと伝わってくる。
そしてついに正午を告げる汽笛が鳴り響くが、結局仲間は現れず、たった1人で立ち向かうことになってしまう…。
勧善懲悪であるのが西部劇のあるべき姿であると思うが(このあたりが日本の時代劇に似ている)、それを逆手に
取ったような本作。
純粋な西部劇ファンにはウケが悪いようだが、決して物語が破綻しているわけではなく、最終的にはきちんと娯楽映画
になっている。技ありの作品だろう。
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☆本日のBGM:THE MODERN JAZZ QUARTET "THE LEGENDARY PROFILE"
1870年、ハドリービルという西部の小さな町。結婚式を挙げたばかりの保安官ウィル(ゲイリー・クーパー)の元に、
かつて逮捕した無法者の帰還の知らせが入る。様々な思いの末、彼らとの対決を決意するウィルだったが、戦いに
否定的な新妻エミー(グレイス・ケリー)は1人町を去ろうと駅へ向かう。ウィルは協力者を求めて、炎暑の町を歩き回るが、
臆病で利己的な住民たちはその門を閉ざす。やがて正午となり、駅に列車が到着、エミーが乗り込むと同時に、ウィルへの
復讐を誓う無法者が降り立った…。フレッド・ジンネマン監督。
フレッド・ジンネマンは本作で反マッカーシズムを唱えたとか、これを観たジョン・ウェインが激怒したなどのエピソードが
あるようだが、それを抜きにしてもなかなか興味深い作品。
西部劇という形を取りながらも、アンチ西部劇に徹した作品とでも言おうか。
町のために尽くした保安官のはずなのに、いざ町に無法者が帰ってくるという時には誰も助けてくれない。
なんとか仲間を集めようとするウィルだったが…。
この過程を描くことが本作のメインで、炎天下仲間集めをするウィルをひたすら追い続ける。
思ったように事が進まず徐々に顔が険しくなるウィル。
正午は刻々と迫ってくる。
劇中時間と実上映時間をシンクロさせているため、その焦りが観客にもじわじわと伝わってくる。
そしてついに正午を告げる汽笛が鳴り響くが、結局仲間は現れず、たった1人で立ち向かうことになってしまう…。
勧善懲悪であるのが西部劇のあるべき姿であると思うが(このあたりが日本の時代劇に似ている)、それを逆手に
取ったような本作。
純粋な西部劇ファンにはウケが悪いようだが、決して物語が破綻しているわけではなく、最終的にはきちんと娯楽映画
になっている。技ありの作品だろう。
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☆本日のBGM:THE MODERN JAZZ QUARTET "THE LEGENDARY PROFILE"

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