いつだってやめられる?
『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』を鑑賞。
社会から弾き出された学者たちが、合法ドラッグでひと儲けしようとする姿を描いたイタリア製クライムコメディ。1981年生まれの新人監督シドニー・シビリアが、素人犯罪集団を待ち受ける運命を独特の映像センスでテンポ良く活写し、長編デビュー作ながらイタリアでスマッシュヒットを記録した。神経生物学者のピエトロ(エドアルド・レオ)は研究に人生を捧げてきたが、大学から研究費を削減され職を失ってしまう。新しい職も見つからず路頭に迷った彼は、自分の知識を生かして合法ドラッグを製造しようと思いつき、自分と同じく社会から不遇な扱いを受けている経済学、化学、人類学、ラテン語の専門家たちを集めて犯罪集団を結成するが…。
設定から『ブレイキング・バッド』を思い起こしたが、あそこまで深刻な動機ではない。
いや、まぁ、大学を首になるんだから深刻なのだが…。
面白いのは、彼らは頭脳明晰だが麻薬売買なんてしたことがないから、その手の荒事には不慣れというギャップだろう。
さらに、元大学教授だったりするから、ラテン語で口喧嘩したり、ドラッグの効き目がどんなものか“実験”したがったりする、所謂“変人”集団であるところ。
このちぐはぐさが笑いを誘う。
だが、彼らの原動力は、社会から弾き出されたという恨みである。
研究職に就けるほどの頭脳を持ちながら、貧困にあえいでいる(集められた7人すべて同じような境遇だ)。
ここ日本においても同じような状況で、決して他人事とはいえないだろう。
が、そこはエンターテインメント。
そうした社会批判を込めつつも、最後まで観客を楽しませる仕掛けが施されている。
クライマックスのアイディアはなかなかのものだ。
続編にも期待が持てる。
社会から弾き出された学者たちが、合法ドラッグでひと儲けしようとする姿を描いたイタリア製クライムコメディ。1981年生まれの新人監督シドニー・シビリアが、素人犯罪集団を待ち受ける運命を独特の映像センスでテンポ良く活写し、長編デビュー作ながらイタリアでスマッシュヒットを記録した。神経生物学者のピエトロ(エドアルド・レオ)は研究に人生を捧げてきたが、大学から研究費を削減され職を失ってしまう。新しい職も見つからず路頭に迷った彼は、自分の知識を生かして合法ドラッグを製造しようと思いつき、自分と同じく社会から不遇な扱いを受けている経済学、化学、人類学、ラテン語の専門家たちを集めて犯罪集団を結成するが…。
設定から『ブレイキング・バッド』を思い起こしたが、あそこまで深刻な動機ではない。
いや、まぁ、大学を首になるんだから深刻なのだが…。
面白いのは、彼らは頭脳明晰だが麻薬売買なんてしたことがないから、その手の荒事には不慣れというギャップだろう。
さらに、元大学教授だったりするから、ラテン語で口喧嘩したり、ドラッグの効き目がどんなものか“実験”したがったりする、所謂“変人”集団であるところ。
このちぐはぐさが笑いを誘う。
だが、彼らの原動力は、社会から弾き出されたという恨みである。
研究職に就けるほどの頭脳を持ちながら、貧困にあえいでいる(集められた7人すべて同じような境遇だ)。
ここ日本においても同じような状況で、決して他人事とはいえないだろう。
が、そこはエンターテインメント。
そうした社会批判を込めつつも、最後まで観客を楽しませる仕掛けが施されている。
クライマックスのアイディアはなかなかのものだ。
続編にも期待が持てる。

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