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<<   作成日時 : 2018/01/24 00:12   >>

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『武士の家計簿』を鑑賞。

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古書店で偶然発見された幕末のとある下級武士一家の詳細な“家計簿”を丹念に読み解き、彼らの暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名ベストセラーを、森田芳光監督が映画化。代々加賀藩の御算用者(経理係)を務める武家に生まれた主人公が、逼迫する家計を立て直し激動の時代を乗り切るべく、家業のそろばんを武器に、懸命に質素倹約に励む姿を、家族の絆を軸に描き出す。江戸時代後半。御算用者として代々加賀藩に仕える猪山家。その八代目、直之(堺雅人)もまた幼い頃より算術を仕込まれ、そろばんの腕を磨いてきた。そして、いつしか“そろばんバカ”と揶揄されながらもその実直な働きぶりが周囲に認められていく。やがて、町同心の娘お駒(仲間由紀恵)を嫁にもらい、めでたく出世も果たした直之。しかし昇進に伴って出費も膨らみ、家計は苦しくなる一方。そこで直之が父母に代わり猪山家の財政状況を調べ直してみると、なんと借金の総額は年収の2倍にも膨れあがっていた。お家存亡の危機と悟った直之は、家財一式を売り払い借金返済に充てることを決断する。そして、自らこまかく家計簿をつけるとともに、世間体を顧みることなく創意工夫を凝らしながら倹約生活を実践していくのだった…。

ベストセラーとなった原作は未読。
裏方の地味な役割を担った侍を主人公に据えているのは興味深い。
ただ、対象(=ネタ)としては興味深いが、面白いかと言うと…。
前半はその新鮮さや“事件”もあって楽しく観られる。
が後半、一家で倹約生活をはじめたあたりから徐々に失速。
“倹約の中でも工夫を楽しむ”シーンがほとんどなかったことが原因の1つ。
そして、貧乏暮らしが原因で亡くなってしまったであろう両親と祖母の死で一気にテンションが下がる。
同時並行で描かれる子・成之の教育エピソードも、キャラが変わったように思ってしまうほどの直之のスパルタが、感心よりもゲンナリさせてしまう。
さらに、こうしたエピソードにオチがなく、放りっぱなしになってしまっていることが問題。
そのため、エピソードを単に並べただけのようで、全体として盛り上がってこない。
結局、ネタをうまく扱いきれていないのだろう。
映画にするのだったら、大きな幹を据えた上で、有機的にエピソードを絡め、クライマックスで感動させてほしい。

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